私は、常設型のpH計や 水質調整のためのピートを入れた小袋を 水槽のフチに引っかけて 吊す という形で設置しています。
最近は多くの方がオールガラス水槽を使っていたり、私のようにアクリル水槽を使っている場合、フレームが無いことで「何かを引っかけて吊す」ということができにくくなっていることがほとんどですね。
(フレームがあっても難しい場合もありますが…)
そこで私は、(たいした工夫ではありませんが) 多少の工夫をして「何かを吊り下げるためのフック」を作って使っており、これがなかなか便利なので 今回はその紹介をしたいと思います。
まずは、出来上がりの画像から。
以降、これの作り方と使い方などを書いていきます。
用意するもの
- 配線コード留め具(写真のものは車の電装品用)
- 強力瞬間接着剤
- ダブルクリップ(←商品名?)
私が作っているフックの材料(配線コード留め具)はこれ(↓)を使っています。
作成手順
- 作るフック 1個当たり、配線コード留め具 2個を用意
- 粘着テープ剥離紙を剥がし、その下の粘着部分も剥がす
- 2個の上下を逆にして瞬間接着剤で貼り付け
- クリップで挟んで完全に接着するまで待つ(数時間)
完成
できあがりはこんな感じです。(水槽のフチに掛けた状態)
使い方
引っかける側を内側に向けるか外側に向けるかで 2通りの使い方ができます。
・pH計のように水槽の外側に掛けたい場合
・ピート袋のようなものを水槽内に吊り下げたい場合
以前は下の写真のようにエーハイムのオーバーフローパイプの先にくくりつけていましたが、
フックを使うように変更したら脱着が非常にやりやすくなりました。
ちょっとした工夫
モノを引っかける側(=水槽のフチに掛けた反対側)は それなりに鋭利な金属が上を向いている状態なので、何かで保護するなり丸めるなりしてケガをしないように加工したほうが良いと思います。
私は、ラジオペンチで先端を丸く曲げることで鋭利な部分をある程度隠し、またこれにより 引っかけた紐などが何かの衝撃でズレ落ちることも防いでいます。
他への応用
pH計やピート袋だけでなく、これ以外にも 何かの吸着剤などを一時的に吊しておきたいなどのときに使えますね。
最後に
100均に行けば、こんな金属の危なそうなモノでなくても プラスチック製で安全なフックがありそうな気もしますが、金属製ゆえに ある程度は自由に形を整えられるところや プラスチック製よりは強度が高いところが気に入っています。
工夫の考え方は同じなので、材質についてはお好みで。
また、アクリルは材質的に 接着剤、溶剤、接着テープに付いている粘着剤 などに弱い性質があり、ガラスのように何でも貼り付けられるわけではないので、今回紹介した方法は 特にアクリル水槽を使っている方にはおすすめです。
最後に、注意点が 2点あります。
- 水槽内に吊り下げる袋などの紐をフックに掛ける際は、紐の余った部分は水槽内側に入れてください。
(毛細管現象により水槽の水が外に垂れることを防ぐため) - 重たいものや 万が一の落下時に故障する可能性のあるものを掛ける場合は、さらに強度の高い接着剤への変更や 何らかの落下防止策を施すことをおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
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