濾過装置として外部フィルターを使っている場合、インペラーにゴミなどが噛まないように、フィルターケース内の一番上(最終段)には細目フィルターパッド(=ウールマット)を入れますよね。
入れる派の方、入れない派の方、それぞれいらっしゃるかと思いますが、私は「入れる派」です。
この記事では、細目フィルターパッドの必要性(メリット)と、それを使う場合は純正品をおすすめする理由についてまとめてみます。
細目フィルターパッドの必要性(メリット)
細目フィルターパッドを外部フィルター最終段に入れる最大の目的は、
インペラーに異物が入らないようにするため
です。
インペラーに異物(ゴミ)が噛んでフィルター停止、というのは一番避けたいトラブルですよね。
細目フィルターパッドを使わなくても異物を除去できている場合は不要と思いますが、私はその方法を知らないので「細目フィルターパッドありき」で話しを進めます。
細目フィルターパッドには、インペラー保護に加え、小さなゴミを濾し取ることによって 飼育水のキレがよくなる(ように見える)というメリットもあります。
これは 見た目だけのメリットではなく、飼育水の白濁りなどの原因を探る際に、物理的な汚れ(底床のゴミなど)の可能性を排除できるということも含んでいます。
実は、個人的には これ(↑)が非常に嬉しいポイントだったりしますね。
生物濾過の立ち上げ初期や 何かのバランスが崩れているときなどに飼育水が白濁りすることがありますが、ゴミなのかそうでないのかが分かっていることは 原因究明時の助けの一つになります。
また、「流量低下を防止するために細目フィルターパッドは不要」というご意見もあるようですが、インペラーに異物が入らないようにするためという目的の手段として欠かせないもでのある以上、
流量低下防止は細目フィルターパッドのメンテナンス(または交換)の頻度で対応するもの
というのが私の考えです。
純正品をおすすめする理由
ゴミを濾し取るためとは言っても、明らかに流量が低下するような極端なやり方、例えば、
「かなり目の細かいフィルターパッドを厚めに入れる」
などは おすすめできません。
ゴミ取りとしての機能とフィルター流量の確保を併せて考えれば、
細かいゴミが取れるギリギリの薄さ
というのが理想ではありますね。(あくまでも理想)
廉価版(互換品)も売られており、一時期 使用していたときもありましたが、今では純正品に戻しました。
廉価版は純正品よりも繊維(化繊)のしっかり感があまりなくフニャフニャしていて、目の細かさも純正品より細かいので、
ゴミ取り能力は高いが詰まりやすい → 流量低下しやすい
ということが、経験上 分かったからです。
私の場合、吸水口にはテトラの P-Iフィルターを取付けることで、ここでまずは粗めの物理濾過を行い、フィルター内を通った最後に 細目フィルターパッドでほぼ完全に濾し取る、というやり方にしています。
この「二段階の物理濾過」のやり方は、
フィルター流量を低下させることなく 十分な物理濾過を行う
ための方法としては、かなり適していると思っています。
そして、最終段に「細目フィルターパッドの純正品」を使っていることが、フィルター流量を低下させないキモになっています。
純正品の箱の中に入っている紙(下の画像)にも書いてある通り、流量低下防止には純正品が適しているというのが、長年いろいろなウールマットを使ってきた経験で得た結論です。
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