先日の豪雨で私の住んでいる地域が12時間に渡り停電しました。
私にとって この「12時間停電」というものはアクアリウムを始めてから初めての経験であり、これを体験したことで思ったこと・感じたことを書きたいと思います。
アクアリウムの停電対策については、以前の記事「アクアリウムの停電対策(短時間停電編)」でも書いた通り、私は 各種飼育機器のうちの重要なもののみをUPSから電源供給しています。
今回の停電では、「アクアリウムの停電対策:濾過方式とその駆動電源」の記事で
- まずは UPSの容量が尽きるまで様子をみる
- UPSが空になったらエアレーション方式(外部フィルターからろ材を取り出し水槽の中に入れて乾電池式のエアポンプでエアレーション)に切り換える
と書いた通りになりました。
停電していた時間は、深夜2時~午後2時 の12時間。
真っ先に役立ったのは 以前買っておいた「LED懐中電灯」でした。
アクアリウムとは直接関係ありませんが、まずは何らかの明かりがないと何もできませんからね。
このLED懐中電灯は、パナソニックの「電池がどれでもライト BF-BM10-W」という名前の通り、単一乾電池から単四乾電池までの4種類のどれでも使えるという優れものです。
明るさはそれほどでもない(200ルクス)分、電池の持ちがかなり長いので、これは防災グッズとして買っておいて損はありません。ランタン的な使い方もできるので便利です。
話を戻すと、
UPSのバッテリーを使い切ったのが停電から4時間後の朝6時頃。
ちなみに、私が使っているUPS「CyberPower CPJ1200」1台あたりの停電時動作時間は下表の通り。
UPSがカラになった後、そこからエアレーション方式に切り換えました。
「ニッソー 乾電池式エアポンプ」は、1台で 2つの水槽分くらいの吐出量(1500cc/分)なので、水槽が4本なら2台必要になります。
ちなみにこのエアポンプ、B-1 と B-2 がありますが、違いは防滴構造か否かの違いのみです。(B-2が防滴)
そして停電が復旧した後、ろ材を外部フィルターに入れ直して やっと元通りに。
その後も飼育水の白濁などはなかったことから、このくらいの停電時間では エアレーション方式に特に問題となる点はないようです。
停電した季節が秋で、水温の上昇も下降もない時期だったので これについて気にする必要がなかったのは幸いでしたが、真夏や真冬だったら困りますね。
当然、冷却ファンもヒーターも乾電池では動かないので、この場合はやはり発電機や「給電できるクルマ」が必要になってくるんでしょうか…。
リスクへの対策度合いは人それぞれだとは思いますが、生活家電の冷蔵庫、エアコン、ファンヒーターなどもあり、欲張ればキリがありません。
(ちなみに今回の停電で冷蔵庫の冷凍室のモノは全滅しましたし、真夏だったら私が熱中症になっていたかも…)
結局は、自分の生活の事情に合わせて 何をあきらめるかの線引き をし、それに沿った準備をしておくしか対策できません。
ただ、アクアリウムに関しては、
「何を」「どのタイミングで」「どうする」
を事前に頭の中でシミュレーションしておくことが、実際の停電時に慌てずに行動できることに繋がると実感しましたね。
シミュレーションは大事です!!
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