流木の品質を事前に見分けるのは難しい

アクアリウムをやらない人からは「枯れた木をお金を払って買う」ということが奇異に思われる(らしい)流木選び、楽しいですよね。

ただ、何十回と経験を重ねても、

というのは、実際に水槽に沈めて何日か経たないと分からないところです。

表面がボロボロと崩れていくタイプの流木か、というのはある程度の失敗経験を重ねると分かってきますが…。

これらのポイントのうち、a. と b. は対処ができるのでなんとかなりますが、c. が一番困りますね。

ちゃんとしたメーカーのものなら間違い無いはずですが、無印的な出所の流木の場合はある程度の経験者でも判断しにくいでしょう。

以前の記事「外部フィルター：流量低下の一原因は水カビの場合もあるかもしれない」でも書いたように、流木によっては水中に沈めたあとに盛大に水カビが発生するものもありますが、事前にそれは分からないので一種の賭けみたいなところもあります。

その中でも比較的安心な方法としては、同じ趣味の友人などが使っている「問題ない流木」と同じメーカーや同じブランドのものを買うことでしょうか。

信用できる人からの使い古しを譲ってもらうことができればそれが一番安全ですが、「新品じゃないとイヤだ」という場合は多少のリスクは覚悟しないとですね。

P.S.

魚メインでの水槽でどうしても流木に付いてしまう黒髭ゴケ、このコケ取りには「金ブラシ」をおすすめします。

擦る部分が広範囲の場合はかなり手が疲れますので、握る部分はグリップ付きかまたは滑らない木製のものがいいと思います。

また、あまり力を入れて擦ると流木の表面をガッツリ削ったと同じことになり、新品の流木のように茶色い色素が飼育水に付くことがありますので注意ですね。