導電率計(TDSメーター)で総硬度(GH)は計れない

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導電率 TDS 総硬度 水作り

「導電率計のその使い方はおかしい」シリーズ 第2弾、今回は総硬度(GH)の話です。

導電率計が総硬度(GH)測定試薬の代わりになると勘違いされている方がいらっしゃるようなので、おさらいします。

ご存じの通り、アクアリウム用の導電率計は、

水に溶けている物質(→イオン)の濃度を「電気の流れやすさ」として計る

ものですね。

対して 総硬度測定試薬は、

水に溶けているカルシウムイオンとマグネシウムイオンの総和を計る

ものです。

したがって、導電率計で「Caイオン濃度+Mgイオン濃度」のみ を測定するのは不可能です。

つまり、

導電率計は総硬度(GH)測定試薬の代わりにはなりません

ただし、RO水を元に水換え用の水を作っていて RO水に混ぜるもの(ミネラル剤など)が同じ製品である場合、導電率計を使って 毎回同じ水質で水を作る という使い方はもちろん可能です。

そういう意味では、水道水の水質が一定なら、RO水を元にした水作りと同じような使い方はできるのではないかとも思えます。

ですが、「季節や天候などによって変化する水道水の水質に導電率計のみで対応できるのか」という点では その水作りのしかたには疑問が残ります。

いわゆる “毒水” などと呼ばれてたりしている水道水の水質の急変は 生体に大きなダメージを与えるケースもありますので、やはり、導電率計だけを使って水を作るのは「RO水に対してのみ」というのが安全ですね。

定期的な水換えが必要な理由

導電率を水換えタイミングの指標にしないほうがよい理由

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