“過保護” は魚を弱くするのか

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RO 過保護

今回は、

「○○さん(←私のこと)が持ってくる魚は RO水ベースの飼育水で飼われていた魚、つまり “過保護” だから、ウチの店の水槽に入れると死んじゃうんだよねー」

という意味のイヤミ(?)をショップの人に遠回しに言われたことについて、思うことを書いてみます。

まあ、言い訳する前にまずは謝れ!!(魚に!!) なんですがね。

さて、

このショップのスキルレベルがどうのこうのということは置いといて、今回取り上げたいポイントは

  • RO水ベースの飼育水で飼うのは過保護なのか
  • RO水ベースの飼育水で飼うと魚は弱くなるのか

です。

RO水ベースの飼育水で飼うのは過保護なのか

定期的に水換えするのは、良くない環境(=水質)を できるだけ生息地の環境に近づけるためですよね。

ただ、基本、水槽という限られた水量の中で生体を飼育する以上、どんなに頑張って水質を良く維持しようとしても、ある物質が過剰であったり 逆に不足していたり、その生体の生息地(自然環境)には到底適いません。

RO水をベースに飼育水を作っていても、まっさらのRO水に添加するミネラル成分(私が使っているのはセラ社ミネラルソルト)が生体の生息地とピッタリ同じであることはありませんし。
(私の地域の水道水よりは良質だと思っています)

つまり、生息していた川から採取して 日本に連れてこられた時点以降、”過保護” というキーワードがあてはまる場面・状況など、その魚が死ぬまであり得ないと思っています。

RO水ベースの飼育水で飼うと魚は弱くなるのか

水道水で水作りをしていた頃には長期飼育できなかった魚が、RO水ベースで作った飼育水では 繁殖に成功したり、寿命まで飼い続けることができるようになっていることから、少なくとも “RO水ベースだから弱くなる” ということは無いと思います。

ただし、添加するミネラル剤の選定ミスさえしなければ、ですが。

「厳しい環境に置かれた個体は強くなる」と言う話を聞くこともありますが、この「厳しい」というのは同種同士の縄張り争いなどの “生態” のことであって、決して水質のことではないはず。

冒頭のショップの人はそこを勘違いしているのでしょうね。

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