アクアリウムという趣味は ある意味残酷な面がありますね。
自然界で生きているものを採取・捕獲して(または、ブリードしたものを)、自然界と比べたらとんでもなく狭い水槽で飼って、飼育方法にミスがあれば死なせたり枯らせたりしてしまいます。
以前、SNSでどなたかが仰っていた、
熱帯魚を本当に愛しているなら熱帯魚は飼うな
という言葉、
かなり考えさせられるものがあります。
また、
- 自然の海・川などで泳いでいるときが魚にとって一番幸せなのではないか、自分の水槽で泳いでいる魚は幸せなのか・・・
- 飼育知識がなくてもお金を出せば生き物(魚以外の動植物も含む)を買えてしまうことに問題があるのではないか・・・
などと思ったりもします。
カラオケが好きとか ゲームが好きとか 直接的には他者の命を削らない趣味とは違って、
アクアリウムは、
植物や生体の命(=寿命も含む)と引き換えに、様々なことを勉強させてもらうこと
の意味合いが多くを占めると私は感じています。
この趣味を始めてから、楽しんだり悲しんだり勉強したり勉強させられたり、いろいろと経験していますが、
命あるものを飼育する責任の重さ
を感じるときの痛みは何年経っても変わらないですし、それを感じる心や
常に勉強していく姿勢
は今後も変わらずに持ち続けたいと思っています。