[コラム] 熱帯魚:繁殖時の覚悟と自然淘汰

スポンサーリンク
熱帯魚 繁殖 自然淘汰 覚悟

アクアリウムという趣味は、

  • レイアウトされた水草などの水景を楽しむ
  • 植物の育成を楽しむ
  • 生体の飼育を楽しむ
  • 生体の繁殖を楽しむ

など、いろいろな楽しみ方がありますよね。

ここでは、生体の繁殖を楽しむこと について、自分の思うところを書きたいと思います。

ポイントは2つ。

  • 殖えた稚魚の行き先(自分で飼うことも含む)が決まっていない状態で繁殖を行うべきではない
  • 稚魚の生存率が高くないのはある意味自然淘汰のようなものであり、そこに問題は感じない

殖えた稚魚の行き先が決まっていない状態で繁殖を行うべきではない

殖えた魚を引き取ってくれるショップが近くにあったり 譲り先が決まっている場合はいいのですが、そうでない場合、あとで困ったことはないでしょうか。

もちろん、殖えた分も自分で最後まで飼うということであれば全く問題はないですね。

ただ、殖えるスピードが早い魚種の場合は 水槽の数やサイズも比例して増えることになるので、なかなか悩ましいところです。

川に流すなど とんでもないことをする人もいるようですが、

自分が殖やしたものは自分で責任を取る

というのが当たり前ですね。

責任の取り方・考え方は人それぞれだとは思いますが、自分なりの覚悟を持って繁殖を楽しむことが大事だと思います。

稚魚の生存率が高くないのはある意味自然淘汰のようなものであり、そこに問題は感じない

自然環境(実際に住んでいる川など)で 産卵→孵化 したとして、どの種類の魚でも 成魚になるまで生き残れるのは たった数パーセントです。

強い個体だけが生き残り、弱い個体は衰弱したり 他の魚に食べられたりする、というのはごく自然なことで、逆に、すべての受精卵が孵化し 孵化したすべての稚魚が順調に育つことはありません。

海外の方からの質問でよくあるのは、

  • 稚魚の生存率はどれくらいか?
  • 生存率向上のための工夫は?

というものですが、

個人的に思うのは、

生存率を高くして、それ、どうしたいの?

なんですよね。

弱い個体(稚魚)の命をムリヤリ救ったとしてもそれは一時的でしかなく、そういう個体の寿命は極端に短いですし、弱い個体が短い命を生きていくのを見ながら過ごすことになり、飼育する側(人間)も飼育される側(魚)も不幸なんじゃないかと思います。

仮にブリードを職業としている場合でも、生存率を上げれば上げるほど 弱い個体を市場に出すことになり、結果、そのツケは自分に回ってくるような気がしています。

最後に

一部繰り返しになりますが、命を扱う趣味なので敢えて言うと、

魚の繁殖というある意味残酷な面を持つ行為を趣味とするなら、それ相応の覚悟が必要

と私は考えています。

殖やして楽しみたい

の前に、

殖やした後、どうするか

を決めてから飼育・繁殖を楽しんでいきたいです。

icon
iconニチドウ 殻無ブラインシュリンプ アルテミア 100(25g)
icon

icon
iconニチドウ ブラインシュリンプエッグス 20g ソルトレイク産
icon

icon
iconニチドウ ブラインシュリンプ孵化器 ハッチャー24 2 ブリーダーズ
icon

icon
icon人工プランクトン 2g 海水・淡水共用
icon

icon
iconセラ ミクロン パウダーフード 50ml(25g) 稚魚用
icon

icon
iconグロウ S (パウダータイプ) 40g
icon