みりんを使って硝酸イオン濃度を下げる件、現時点の状況を書いておきます。
ロリカリア用の80L水槽に毎日与えている餌の量はこれ(↓)くらい。
オトシンのマクリカウダも10匹くらい同居していますが、80Lの水槽に毎日0.5gというのは結構な量ですね。
もちろんそれなりに排泄物も多いです。
で、週イチの50%水換え直前に測った、飼育水が一番汚れている状態の試験結果が下の画像です。(簡易的にテトラテスト6in1で計測)
硝酸イオン濃度(一番左)は 10mg/L前後 ですね。
昔 みりんを入れていなかったときは 1週間経つと 50mg/Lを余裕で超えるくらいでしたから、
脱窒は起きている
と考えてよさそうです。
本当は「みりんを入れることで何がどうなっているか」を考察したいところですが、ダメですね。
「仮説を立てて検証する」という作業を地道にやっていけば何か分かってくるとは思いますが、そこまでガチでやるには専門知識と時間と根気が…。
結局、
ろ材に シーケム マトリックス を使って 毎日みりんを添加していると、硝酸イオン濃度を10mg/L前後で維持できる
という 事実 と、
たぶんこういう仕組みになっているはず
という 仮説っぽいもの しか分かっていませんが、
途中のプロセスがブラックボックスでもいいかな、結果うまくいってるし…、と 今のところは考えています。
まあ シーケム マトリックス というろ材自体が
「詳しい仕組みは使用者には分からないかもしれないけど 硝酸イオン濃度は下がりますよー」
と謳って売っているものなので、あーそーなのね、じゃ使うか、ということで使ったのが始まりですからね。
みりん が マトリックス に居るバクテリアか何かのエサにはなっているんだろうな
というところで現時点ではそれ以上は深掘りしていません。
ただ、脱窒関連に関わらず、情報のキャッチ だけは常にアンテナを高くして、いろいろ吸収(&選択)しながら自分の経験に肉付けしていければと思っています。
また何か変化があれば続報として記事にしたいと思います。
脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法(その2):マトリックスの適切な量
脱窒作用:外部フィルターにBio-Sphere(バイオスフィア)を入れてみた
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