エラ病にはプラジカンテル

どうしても手に入れたい個体がワイルド物で、それをちょっと強引に買ったとき(トリートメント不十分だけど早い者勝ちのときなど)とか、エラの状態や抵抗力が良くなくて 後日 ギロダクチルスやダクチロギルスなどによるエラ病に罹ってしまうことがありますね。もちろん、ワイルドでなくても なるときはなるんですが。

病気予防/初期治療にメラフィックス の記事にも書いた通り、初期段階の場合は「メラフィックス」が効くことがありますが、それでもダメなときはちゃんとした駆虫剤を使うことになります。(粘膜保護剤のプロテクトX と併用する場合もあります)
以前は「リフィッシュ」(成分はトリクロルホン)とかホルマリンとか、ちょっとビビる系のものくらいしかなかったんですが、今では、いいものがありますね。
ディスカス・金魚・鯉のエラ治療では既に有名な、ドイツ:バイエル薬品のプラジカンテル(プラジクアンテル)を主成分とした駆虫剤です。水草・エビ・バクテリアにもダメージなく使えます。(イカリムシやチョウなどには効きません)
ウチにあるものは、「PraziPro」(Hikari)と「トレマゾル」(sera)、念のため 2種類用意しています。(「水産用 ハダクリーン」は 量がスゴい(500g)ですがこれでもOK、ただし「粉末」です)

プラジカンテルは水に溶けにくいんですが、これを「何らかの方法」(アルコール系なのか… 不明です、すみません)で溶液(=ゾル)にしたものが「PraziPro」と「トレマゾル」です。
ウチのような小規模のアマチュアには非常に使いやすくなっているので これはおすすめですね。

ただ、このプラジカンテル、入手するのが少し面倒です。
簡単なのは eBay などで直接買うくらいでしょうか。たまに国内のネットオークションに出品されていることもありますね。
あとは、ディスカスなどの専門店に行けば、もしかしたらあるかもしれません。ハダクリーンならあると思いますが、小分け販売してくれるかはそのショップによります。(小分けしてくれなければ1袋買えばいいだけですが)
あるいは、人間用のもの(またはそのジェネリック)を個人輸入(か個人輸入代行業者を通して)、という方法もあるようです。
いずれにしても、完全に入手不可能というわけではないので、多少の入手の面倒さなんて 魚の命を守ることができる(かもしれない)なら たいしたことではないですね。