沈まない流木、煮沸(アク抜き)のコツ

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流木 煮る 煮沸

気に入って買ってきた流木、かなりの確率で沈みませんよね。(アクアあるある)

動画サイトやブログなどでも、どうやって沈めるかの情報はたくさんあって、

  • 石などを使って強制的に押さえつける
  • 大きな鍋などで煮る

というのが代表的な対処法ですね。

ここでは、2つ目の「煮る」について、ちょっとしたコツを紹介します。

アク抜きや殺菌のために煮るという目的ももちろんありますが、ここでは主に「煮るとなぜ沈むのか」「効率のよい煮方」について書きたいと思います。

流木は「枯れた木」なので、道管(=水分や栄養分の通り道)や細胞の中が空っぽになっています。

この空洞に空気が入っているから沈まない というのがほとんどのケースですので、逆に言えば、この空洞内の空気を水に置き換えれば沈む、ということですね。

つまり、

「煮た(=熱した)流木を冷ますときに空気に触れさせないこと」

これがポイントです。

これは、空洞部分を持つものが熱せられたあと、冷めていくときに周りのモノを吸っていく、という単純な理屈です。

煮物とか肉じゃがとかを作るとき、煮込んだあと そのままの状態で自然に冷まして、また煮て、とやっていくと 野菜や肉にダシ汁がよく染み込むのと同じ原理ですね。

空気に触れたまま冷めていくと 当たり前ですが空気を吸ってしまいます。
流木内の空洞部分の空気を水に置き換えたいわけなので、冷めるときにはその部分が水(最初は熱湯)に浸かっていれば 水を吸っていきます。

1回目の煮沸で十分に空気が抜けていれば、この方法なら一発で沈むようになります。

沈まなかった場合は、熱する時間が足りずに空気が抜けきっていない、または、流木内に空気の逃げ場のない場所がある、のどちらかです。

熱する時間が足りずに空気が抜けきっていない場合:

太い流木になるほど中心部まで熱せられるのに時間がかかるので、流木の大きさや、煮ているときに流木本体から出てくる気泡を見ながら時間を調整するとうまくいきます。

また、浮力が大きくて 水面から出ている部分がある場合も、冷えるときにそこから空気を吸ってしまうので、強制的に沈めた状態で熱する→冷ます、とやるほうが効率はいいですね。

流木内に空気の逃げ場のない場所がある場合:

もうこれは 浮く部分の中心部あたりにドリルで穴を空けるしかないですね。

ドリルセット 流木 沈める

穴を空けたあとは そこから新たなアクが出るので、再度、煮ます。
この場合は、通常よりも多くのアクや色素が出ますので、茹でこぼしは数回必要です。

浮く部分の大きさや浮き具合にもよりますが、穴は 数ヶ所~数十ヶ所、空ければいいでしょう。

このとき、なるべく細い刃を使って穴を空ければ、煮ているうちに水に馴染んで多少は目立たなくなります。(ふやけて穴が少し小さくなります)
穴が目立つのを避けたい場合は、レイアウトする向きを先に決めておいて、見えない裏側から貫通させずに穴を空ければいいと思います。

ドリルセット 流木 沈める

空けた穴に水草を差し込みたいと初めから決めている場合は、大きい穴を空けてもいいですね。
(沈むようになった後から穴を大きくすると そこからまたアクなどが出ることがあるので 先に空けます)

P.S.
大きい鍋が無いときや 鍋に入らないほど大きい流木は 煮ることができないので、大きめのゴミバケツや余った水槽などを利用して その中に浸けておくしかありませんが、この場合でも、ヒーターなどを使ってなるべく水温を高く保つようにすると、そうでないときよりは短期間で沈みますし、アクが抜けるのも早めです。

流木を煮る理由(煮沸の必要性)

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