以前の記事「クーラーとポンプの選び方(追記-2):エーハイム1250に買い換え」で書き忘れていたことがあったので、「追記-3」として共有します。
内容は、ポンプの振動音対策についてです。
水槽用クーラーのポンプは エーハイムの 1048 ではなく 1250 がおすすめであることは 上記記事「(追記-2)」に書きましたが、無負荷で1200L/h, 最大揚程2.0m というようにパワーがある分、それなりの振動があるため、1250を置く場所によっては振動音が発生したり 接触している物が共振することがあります。
音が発生する可能性のある場所は2箇所(↓)です。
①の銀色の部品「スポンジフィルターカバー」の爪部分のハマリ方がちょっと緩めの設計になっているようで、ポンプの振動でカバーがビリビリと振動することがあり、私は、下の写真(↓)のように 長めの針金で縛ることで本体とカバーを密着させています。
輪ゴムはゴムが劣化して切れることがありますので、針金か面ファスナーのようなものがよいと思います。
(針金はちょっとカッコ悪いですね)
②の足の部分は、クーラー筐体に 1250の足(←かなり硬質のプラスチック) を直に置くと 筐体全体が共振して振動音を増幅してしまうので、私はこの(↓)ように
クーラー筐体の上に、
制振ゴム板 → 吸音材 → 制振ジェル → 1250
の順に置いています。
これでほぼ無音になりますね。
制振ゴム板は、メンテ時や地震などで「吸音材ごと 1250 が落下する」のを防ぐ すべり止めの目的も兼ねています。
ちなみに、1250は水中でも使用可能なので 足の部分には純正キスゴムを付けられるようになっていて、それを付ければ振動が吸収されるのではないかと試してみたのですが、制振ジェルほどの効果はありませんでした。
私の場合は、
- ポンプをクーラー筐体の上に置いている
- 設置場所が食卓に近い
ということもあって 最終的にここまでガッツリと対策した形になりましたが、気になる度合いに応じて徐々にやっていけばよいかと思います。
なお、制振ジェルは、制振、防振、防音、耐震、などのキーワードで検索すれば いろいろと種類がありますが、どれを選んでも大きな差はないと思います。
①と②の対策をすればビビリ音や振動音はほとんどなくなりますね。
音が気になる場合の参考になれば幸いです。
追記:
制振ゴム板や制振ジェルは、クーラー本体を床に直置きしているときに発生することがある振動音(=クーラー筐体と床との間で発生する音)に対しても応用して使えます。
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