この趣味を始めてからずっと テトラP-I(P-1)フィルターを愛用してきて、やはり「物理濾過+若干の生物濾過」には最適だと今でも思っているのですが、「グリーンドワーフシクリッド専用水槽を立ち上げ中!!」と「グリーンドワーフシクリッド:専用水槽立ち上げ完了!!」に関連して、「LSS研究所 Nanoスポンジフィルター マルチ用(XS)」も気になっていたので、その比較をしてみました。
というのも、P-Iだと、生まれたての稚魚が吸われてしまうんじゃないかという不安があるからです。(→まだ産卵すらしていないのに気が早い!!)
実際、P-Iを使っている別水槽の外部フィルターのメンテをしたときに、ミナミヌマエビやアルジーライムシュリンプの稚エビが外部フィルター内の底に数匹いたり、フィルター内で既にある程度の大きさに成長していたりすることがあるので、これくらいの小ささだと吸われるんだなぁとは思っていました。
エビの場合は掬って水槽に戻せば問題ありませんが、ドワーフシクリッドの場合はそうはいきませんよね。
ですので、今回、Nanoスポンジフィルター(XS) を買ってみて、良さそうだったら使ってみようと思ったわけです。
以下、比較画像です。いずれも 左が Nano、右が P-I です。
上記の比較画像の通り Nano のほうが目が細かいので、稚魚のためにはこちらがベターでしょうか。
ただ、P-I よりも「詰まり」の可能性は高くなりますし、フィルターの流量低下も多少はあるかもしれませんね。
また、Nanoの穴は P-Iより小さいんですが、P-Iのパイプならなんとか入る大きさです。
(かなりキツキツです、エーハイムのストレーナー(2213用)は根元のほう(太くなっているほう)は入りませんでした(↓))
当たり前ですが、やはり Nanoの本体(純正品)のパイプに合うようになってるんですね。
(ここは P-Iやエーハイムなどと互換性のある「15~16mm径のパイプが入る大きさ」にして欲しかった)
結局どっちを使うかはまだ決まっておらず、立ち上げ完了した水槽には 今は P-I が付いている状態ですが、「流量を落とさずに水流を弱める方法」で書いたリクツと同じで、P-I(P-1)フィルター吸水パイプの穴の数を増やしたり大きくしたりすることで、スポンジ全体からゆっくりと吸水させる(→流量は変えずに流速を落とす)ことができれば、「ドワーフシクリッドで P-I」でもいけそうですね。
(近いうちに DIY してみます(↓))
[雑談]
この記事を書いていて、昔、ある方(スポンジとか使わずにストレーナー直が好きな方)が「ストレーナーに吸われちゃうような稚魚は それはそれでそういう(→弱い)ヤツなんだよ」と言っていたのを思い出しました。
まあ、「ブリードして優良個体に仕上げる」という目的だとすると正論かも。(弱いヤツを助けても、育成の段階で落ちたり発育不良になる可能性は高いかも)
繁殖の目的の「プロ(それを職業としている人)とアマチュア(それを楽しんでいる人)」との違い なんでしょうかね。
まあ、個人個人の目的や好みに合わせてやるのが一番いいかと思います。
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