魚やエビの飛び出し事故、アクアリウムを始めた頃はたまにありましたね。朝起きたときに見つけたり、水槽の裏で干物になっていたり。
アクアリストなら一度は経験していると思います。
特に最近はオールガラス水槽が流行っていて、昔のガラス水槽のフレーム部分や アクリル水槽にあるフランジ部分が無いので、ガラス面に沿って上に飛び出しやすい構造になっていますね。
自分の経験不足やミスによる 病気発生、水漏れ、・・・、とは違って、飛び出し事故は 対策さえちゃんとしておけば ほぼ100% 防げる事故です。
生き物の命より水槽の見た目を最優先している というケースなんてない、と思っていますので、それを前提に話しを進めます。
さて、悲しい「飛び出し事故」を防ぐには、当たり前ですが「飛び出す隙間をなくす」しかありません。
アクリル板などの樹脂製のフタをしている場合 加工は比較的簡単にできますが、ガラス製の場合は 給排水パイプやヒーターコードなどを綺麗に避けてピッタリ加工するのはほぼ無理です。
ガラス板だと直線的にカットすることになるので、どうしても パイプや配線などとの隙間ができてしまいますよね。
ではどうやって隙間をなくすか、私のやり方を紹介します。(クドイようですが見た目は無視です)
用意するものは、スポンジ です。
吸水口に付けたスポンジの使い古したものでもいいですし、100均などで売っているもの、抗菌剤など余計な成分を含まないものならなんでもOKです。
エーハイム外部フィルターなどに付属してくる粗目パッドを使わない方はそれを切ってもいいですね。
この写真(↓)では、「テトラ P-I(P-1)スポンジ」の切れ端(余り物)を使っています。
↓
大きい水槽では このような(↓)感じになります。
これで隙間を塞ぐことができますね。
上の写真では アクリル水槽のフランジ部分との間にスポンジを挟んでいますが、フチなし水槽でも同じやり方で対策できます。
スポンジなら通気性もいいので 夏場の冷却ファンが押し出す空気の排気部分として邪魔しないですし、万が一 魚がぶつかったときにも安全ですし、簡単に取り外せて洗えますし。
よくジャンプする魚やビビリ屋の魚の水槽はすべて同じやり方で塞いでいますが、これで、照明のON/OFFや人の影などにビックリしても大丈夫なので 魚も人も安心していられます。
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