魚の飛び出しを防止する方法(ガラスフタ編)(その2)

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魚 飛び出し 対策 防止

魚やエビの飛び出し事故がなかなか無くならないですね。

今回は、以前の記事「魚の飛び出しを防止する方法(ガラスフタ編)(見た目は無視)」の補足として、夏場に冷却ファンを取付けているときの 私なりの飛び出し事故への対策を紹介します。

多くの水槽を一つの部屋に置いている場合や大型水槽の場合は 部屋のエアコンや水槽用クーラーを使っていると思いますが、今回は小型水槽に冷却ファンを取付けている場合の話です。

私が使用している形、「GEXアクアクールファンをブラケットなしで直置き」を例とします。

対策方法

結論から言えば、

鉢底ネットを敷いてその上から冷却ファンの風を当てる

ですね。

誰でも思いつくやり方ではありますが、実際に対策している方はあまり多くはないようです。

鉢底ネットが無い状態だと 下の写真のように隙間が空いてしまいますので、そこを塞ぐだけですね。

特に フタがガラスの場合は 任意の形に切ることが難しいので、この写真のように直線的に切ることになり、必然的に隙間ができてしまいます。

魚 飛び出し 対策 防止

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魚 飛び出し 対策 防止

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メリットとデメリット

ネットがあると 水面に当たる風量は多少弱まるとは思いますが、事故防止のほうが優先ですから これはやむを得ないでしょう。

冷却ファンの重量がネットに適度に圧を掛けて安定させてくれる、逆に、ネットがファンの落下を防いでくれる、ということもメリットですね。

ファンの振動が水槽やフタに当たってビリビリ音がしないというのも嬉しいところです。

なお、当然ですが ネットは鉢底用である必要はありません。

ただ、安価で カットしやすいですし、鋭利な部分ができにくく安全なので使い勝手はいいと思います。

まとめ

飛び出し事故は ほぼ100% 飼育者の責任と考えています。

この事故の防止は、アクアリウムの経験年数や魚の病気治療の知識などには関係なく 誰でもできる対策です。

飛び出す隙間をなくす

これだけです。

極端な表現を許していただけるのであれば、

「飛び出すかもしれない」と思っているのにその対策をしないのは「多少の犠牲はやむを得ない」「死んでもいいよ」と思っていることとほぼ同じ

と言ってもいいくらいだと個人的には思います。

(もちろん、災害時などの場合は除きます)

対策済みの方々にとっては度々の内容かと思いますが、飛び出し事故による死亡を一匹でも少なくできるならと思い、この記事を書いた次第です。

事前に防止できるはずの事故 が一件でも少なくなればと思っています。

余談

私が冷却ファンをブラケットなしで直置きしているのは、

  • ファンと水面をなるべく近づけたい
  • ファン本体を簡単に移動できるようにしたい

という理由です。

直置きのほうが水面に届く風の強さや量が大きいので 冷却効率もいいはずですし、また、ブラケットで固定してしまうと簡単には位置を動かせずメンテ時に不便ですし…。

(これは好みの問題の話ですので この記事の主旨とは関係ないです)

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