値段高めのアクア用品を買うか買わないか判断するときって、何を基準にしていますか?
自分のいくつかの趣味それぞれに「どのくらいハマっているか」があって、そのハマり具合で 突っ込むお金の額も変わってくるかと思いますが、
- 機能・品質はそこそこでも安ければよい という「コスト重視」
- 機能・品質が良ければ高くても安くても関係ない という「パフォーマンス重視」
- 機能・品質はまあまあで値段もまあまあ という「コスパ重視」
と、大きく 3つに分かれるでしょうか。
自分の足りない部分を良い道具に助けてもらう
当然「コスパ重視」でしょ、と思われるかもしれませんが、下の図を見てください。
※分かりやすくするために少し極端な図にしています。
コスパ重視って「いいとこ取り」なわけで、その分、選択の範囲が非常に狭いですし、狭いからこそピンポイントでそこを見抜ける能力・経験が必要、ということが分かりますね。
コスパを重視するのはもちろん悪いことではないんですが、そこだけに目が行ってしまうと「いいモノ」を逃してしまって将来的に損(金銭的な意味ではないです)をすることが多いです。
高いモノにはそれなりの素晴らしさがあり、それを
実際に使用・経験しているからこそ「コスパ重視で判断したときに失敗しないようにできる」
ということが可能になるのかな と思います。(目が利く、ってやつですね)
特に、初めて○○を飼うとか、初めて○○式の濾過をやってみる、などのように、知識も経験もほとんど無い状態だったりする場合は、その足りない部分を「良い道具」に助けてもらうしかないですから。
売る側も商売でやっているわけで、基本的に
低コストで高パフォーマンスなものなんて無い
と思っています。(コスパの図の左上)
買う/買わない の判断基準
結局は、「何をどこまでしたいのか」という目的で判断するのが一番いいと思いますね。
この魚は繁殖まで持っていきたいから○○が必要、など。
これはアクア用品に限らず、趣味で使うモノすべてに当てはまりそうですね。
つまり、
目的(アクアリウムという趣味で何をしたいのか、もっと狭く言うと、その水槽で何をしたいのか)と手段がハッキリしていれば、その手段で使う道具で悩むことはない
また、ちょっと乱暴に言ってしまえば、
目的を達成するために必要な道具が高額で手が出ないのであれば、手段を変えるか、それでもダメならその目的自体をあきらめるしかない
ということでしょうか。
何をしたくて、それに対してどのくらいのコストを掛ける覚悟(または 工夫する力)があるのか
とも言えますね。
最後に
もちろん、「今はお金がないから今回の目的はここまで」と歯止めをかけるという考え方も時には必要です。
ただし、これは「今はお金がないから今回は適当に安いもので済まそう」とは全然違います。
個人的には、
手段や道具に制限をかけるのではなく、
あくまでも
目的に制限をかける
というようにしています。
命ある生き物を飼育しているわけで、飼育難易度が高くて自分の技術が不足しているのに低パフォーマンスの器具・用品を使うというのは、その生き物にかわいそうなことをしている場合もありますからね。(技術不足を「工夫」で補える場合は問題ないです)
[コラム] アクア用品:買う/買わない の判断基準(その2)
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