夏場の水温冷却については、私の場合、水量が約100リットル以上であればチラー式クーラーを使いますが、それ以下の水槽では専ら「冷却ファン」を使います。
(部屋のエアコンも併用)
この記事では、冷却ファンに絞って、実際に使ってみた感想も交えて 比較してみたいと思います。
比較表
商品名 | テトラ クールファン CF-60 |
GEX アクアクールファン レギュラー |
アクアギーク 冷却ファン クールブラスト |
---|---|---|---|
価格 | 2,698円 | 2,780円 | 3,278円 |
取付方式 | クリップ | ブラケット または直置き |
フチ掛け |
音程 | 低め | やや高音 | 低め |
音量 | 未記載 | 未記載 | 41db以下 (可変) |
消費電力 | 4.1W (60Hz) |
1.9W | 9.6W (60Hz) |
使ってみた感想
テトラ・クールファンはファンの直径が大きく少ない回転数でも風量が稼げるので 小型ファンよりは静かです。
ただ、大きい分、水槽の水面開放部分が大きくなるので 魚やエビの飛び出し対策が難しいですね。
GEXアクアクールファンは、小型である代わりにファンが小さく回転数が高いので、高めの音が気になる感じです。
アクアギークのクールブラストは、回転数が可変ダイヤル式なのが嬉しいです。
個人的に一番気に入ったポイントは、フチ掛け式のため、
ファンやその軸が飼育水の湿気に直接触れないので汚れの付着や回転不良の可能性が低い
というところですね。
テトラもGEXも水面の上に位置するので、飼育水からの湿気の影響をモロに受けます。
「冷却ファンのメンテ不足で危うく火災事故」の記事でも書いた通り、この設置タイプのファンは 軸部分へのホコリ固着によるモーター焼き付きのリスクは高めですね。
実際に使ってみた経験では、GEXアクアクールファンはモーターのトルクが弱いので 固着しやすいように思います。冬の間に軸部分がホコリと油などで固まってしまうことが何例かありました。
まとめ
稼働音、パワー(=冷却効果)、故障リスクの低さ、などを総合的にみると、上記の中では
「アクアギーク 冷却ファン クールブラスト」
が良い感じです。
- パワーがあり、可変ダイヤル式
- フチ掛け式なので筐体の大きさが気にならない
- ファンやその軸が飼育水の湿気に触れない
「90cm水槽まで対応」と書かれているように、筐体が大きく また 価格も少し高めですが、大は小を兼ねる といったところでしょうか。
今までは「GEXアクアクールファン」でしたが、今年からはこの「クールブラスト」を使ってみようと思っています。
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