枝流木が疑似ネグロ川水槽にあまり適していなかった話

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ブラックウォーター 流木 ワイツマニーテトラ

疑似ネグロ川水槽でワイツマニーテトラを飼う(続報)」の記事で書いた通り、水槽セッティング時に私が使用していた枝流木がワイツマニーテトラ水槽にはあまり適していなかったことについて、少し掘り下げてみたいと思います。

当初は、かなり細めの枝流木を複雑に組み合わせれば、魚のテリトリーが重ならずに オス・メスともに複数居る状態には適しているのではないかとの推測でした。

ところが実際は、

  • 枝が細いため魚体全体が完全に隠れることができない(→魚が成長して大きくなったこともこの理由の一つです)
  • 底床付近のゴミ取りが困難
  • 流木に付いた汚れや黒髭ゴケの掃除が難しい

という状態に…。

ワイツマニーテトラ水槽のように マジックリーフを多めに入れていて、かつ、水流をかなり弱くしている環境の場合、マジックリーフがふやけて崩れたカスが底床に溜まっていき その部分の底床の通水性が悪くなってきます。

ですので、毎回の水換え時にこのカスを吸い出す必要があるのですが、細い流木が複雑に絡み合っていると プロホースなどが底まで届きにくく、結果、掃除できない箇所がでてきます。

底床に使っている砂の通水性は非常に重要と思っているので 掃除しにくい状態では困りますね。

実際、マジックリーフやそのカスが何重にも折り重なっているような「淀みのありそうな場所」にプロホースを無理矢理突っ込むと 硫黄のような嫌なニオイがするときがあります。

水槽内の魚やエビは死んでおらず元気なままなので 結果だけ見れば問題ないのかもしれませんが、あのニオイは 決して良い状態ではないときのニオイであり、すぐに対処したくなります。

ということで、流木を下記の写真のように変更しました。

Before:

ブラックウォーター マジックリーフ ワイツマニーテトラ

After:

ブラックウォーター マジックリーフ ワイツマニーテトラ

流木を太いモノ数本にしたことで底床表面の掃除も比較的ラクにできるようになり、また、魚が隠れやすくなって魚の動きも以前よりも落ち着いた感じ(=平和に?)なった気がします。

ワイツマニーテトラ水槽に限らず、水流がかなり弱い「疑似ネグロ川水槽」を管理していくには、魚の隠れ家としての流木の太さだけでなく 掃除がしやすい流木の選択も大事な要素であることを再認識したところです。

P.S.

ぶっちゃけ、ネグロ川の雰囲気に寄せるためにカッコつけて枝流木にしてしまったという部分も少しはありますね、お恥ずかしいですが…。

疑似ネグロ川水槽でワイツマニーテトラを飼う

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