現在、ディクロッスス属の3種とグリーンドワーフシクリッドを2つの水槽で飼っています。
- 水槽1:Dic.マクラータス + グリーンドワーフシクリッド
- 水槽2:Dic.フィラメントーサス(チェッカーボード) + Dic.フォイルニ
何かあった場合 すぐに魚の移動ができるように、どちらの水槽も同じ環境・水質にしています。
ヌマエビ類も同じで、どちらの水槽にもヤマトヌマエビとアルジーライムシュリンプが居るんですが、水槽2 のエビだけ、原因不明で死んだり 小型のアルジーライムシュリンプの数がだんだんと減っていくんです。
アルジーライムシュリンプの抱卵の頻度は同じくらいで 稚エビもちゃんと生まれていますし、水槽1のマクラータスと水槽2のチェッカーは 何度も産卵しているので、環境・水質に問題があるわけではなさそうです。
産卵する気がないときのメスは、オスに追いかけられたりして常にビビッている状態なんですが、産卵1週間くらい前から だんだんとメスのほうが強くなり、逆にオスを追いかけたり他の魚やエビを追い払ったりするのは マクラータスもチェッカーも同じですね。
ただ、この2種、近くに居るヤツを追い払うときの動き・恐さが違います。
よく「チェッカーは温和で・・・」と言われますが、実際は…
上記4種のなかで一番凶暴ですね。(アピスト属に比べたらマシとは思いますが)
発情期のメスがオスや他の魚を追い払うときや、オス同士の争いなど、たまにではありますが、相手に致命的な攻撃をすることがあります。
また、「比較的温和なディクロッスス」とは言え、シクリッドですのでエビは好物なのは分かっているんですが、チェッカー以外はエビはほとんど食べませんね。(見えないところで食べているのかもしれませんが、数は減らないです)
食べたとしても、稚エビがピョンピョンしていたら反射的に飛びつくくらいです。(「稚エビピョンピョン」が好きなのは小型カラシンも同じですね、ブラインシュリンプみたいなものですから)
そして、産卵して卵を守っているメスの「対エビ」の行動は、マクラータスは軽く追い払う程度、チェッカーは頭部への攻撃、ですね。全然違います。
これ(↑)が分かるまで半年かかりました。やっと、ヌマエビ減少の原因が掴めました。
まあ、チェッカーにしてみれば本能でやっていることなので それをやめさせることはできませんが…。
早く「エビの要らない水草水槽」を維持できるウデをつけるしかなさそうです。
ということで、「チェッカーは巷で言われているよりはコワいし、大きめのエビも食べる(または攻撃する)」という話しでした。ご参考まで。
ディクロッスス・フィラメントーサス(チェッカーボード):産卵後のメス動画 (その2)
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