グリーンドワーフシクリッドの稚魚を育てる過程の一番最初、孵化後に泳ぎ始めた頃に与えるエサとして、ベトナム産のブラインシュリンプエッグを初めて使ってみましたので、ソルトレイク産との比較も兼ねて紹介します。
ベトナム産ブラインシュリンプの見た目の特徴は、
- シュリンプが小さい
- 孵化率95%以上
ですね。
シュリンプが小さい
ソルトレイク産のものより孵化したシュリンプが小さいので、自由遊泳したての稚魚でも食べることができます。
孵化率95%以上
孵化率の高さがハンパないので 未孵化卵が下に沈まず(=未孵化卵が無く)、分離の手間がありません。スポイトで雑に吸っても大丈夫ですね。
ヒドラが湧きにくい?
これはもう少し長く使ってみないと分からないんですが、今のところ
ヒドラがほとんど湧かない
んですよ。
ブラインシュリンプに付きもののヒドラ、これが稚魚に悪さをすることが嫌だったんですが、ベトナム産のものを使ったときはなぜかほとんど湧いていません。
シクリッドのような子育てをする魚の場合、もしかしたら 賢いメスが掃除をしているのかもしれませんが、そういう場面もまだ見ていないので…
コスト
メーカー | ニチドウ | 不明 |
---|---|---|
産地 | ソルトレイク | ベトナム |
内容量 | 20g | 30g |
通販価格 | 880円 | 1,900円 |
孵化率 | 80%以上 | 95%以上 |
グラム単価 | 44.0円/g | 63.3円/g |
グラム単価 (孵化率込み) |
55.0円/g | 66.6円/g |
単純なグラム単価では ベトナム産が1.5倍ほど高いですが、孵化率も考慮したらほぼ同じくらいですね。
最後に
ベトナム産は、未孵化卵の分離が要らない点、また、かなり小さい稚魚でも食べることができる という点も含めると、個人的にはもうベトナム産しか使わないかな、という感じですね。
最終的に「稚魚の育ち具合」に問題がなければ、このベトナム産ブラインシュリンプエッグは最強じゃないかと思います。
金魚の針子などを育てている方々には良く知られているようですが、ドワーフシクリッドにも十分使えそうですね。
また何か発見がありましたらレポートしたいと思います。
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