またまた空きができた40(W)×40(D)×30(H)cm水槽(40L)、ずっと前からやってみたかった「ネグロ川の雰囲気と水質に寄せた環境でワイツマニーテトラだけ飼う」というやつ、やっと実現させましたのでその話しを。(今回は雑談です)
以前からネグロ川に生息する魚は何種類か飼育経験はあり、その水質も 低pH, 低GH, 低TDS, … でブラックウォーター というお決まりの形、そして結果(魚の状態など)もまあ満足できるものではあったのですが、「もう少しネグロ川っぽい雰囲気の水槽にしたいなぁ…」と思い、今回「なんちゃってネグロ川水槽」なるものを準備しました。
この準備段階では まだpHが高めですね。
(流木は適当に放り込んだだけで 見た目のレイアウトにこだわりはないです)
底床を砂利(細目)の薄敷きにしているところは実際のネグロ川とは違いますが、管理上 この底床が水槽全体の状態を長期に維持するために譲れない部分なので ここは敢えて寄せていません。
魚はちょうどシーズンに入って多くのショップに入荷してきたワイツマニーテトラで。
いつも通り、オトシンネグロ数匹とミナミヌマエビ15匹程度を雑用係(?)にしています。
ネグロ川にオトシンネグロは居ませんが、ブラックウォーターに似合います(と勝手に思っています)し 低pHにも非常に強いので、定番のタンクメイトです。
(ミナミヌマエビもネグロ川には居ませんね)
細目の枝状流木とピート、マジックリーフ、そしてブラックウォーター濃縮液で まあまあそれっぽい雰囲気にはなったと思います。
ワイツマニーテトラの水槽環境での繁殖例はほとんど無いようなので、実はそこも狙っていたりします。
「テトラ」と名前が付いていますがカラシンではないのでバラマキ型の産卵ではなく、ケーブスポウナーでオスが卵を守るようですね。
その「産卵から孵化まで」の親魚の様子など、かなり興味をそそられます。
参考: | www.seriouslyfish.com |
https://www.seriouslyfish.com/species/poecilocharax-weitzmani/ |
この参考ページには「繁殖は pH4.0~5.0 で GHもTDSも非常に低く」と書いてありますね。
なかなか厳しめの管理が必要になってきそうですが、逆にそれも楽しみの一つです。
今後なにか変化があればまた記事にしたいと思います。
ワイツマニーテトラ:オス同士の戦いとフィンスプレッディング(動画紹介)