外部フィルター:流量がカタログ値の半分以下!?

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以前、「クーラーとポンプの選び方」の記事で書いた通り、外部フィルターの「ろ材損失」をエーハイム(カミハタ)に問合せて、

2215のポンプ自体(ろ材ナシ)の性能曲線は、1048とほぼ同じと考えてよい。ろ材の抵抗による損失は 20~30%。つまり、揚程ゼロの場合、ろ材を入れた状態で460L/h。

という回答をもらった件ですが、
実際に計ってみたら 2215(カタログ値:620L/h) で 300L/h、2213(カタログ値:500L/h) で 210L/h でした。

つまり、「ろ材損失を含めた損失合計」は 約55% もあったんです。

もちろん揚程ゼロではないんですが、エーハイムからの回答の倍!!

EHEIM
機種
流量
カタログ値 予測値(机上) 実測値
2213 500L/h 350L/h 210L/h
2215 620L/h 434L/h 300L/h

目の細かいろ材などは使っていませんが、ホース内のちょっとした汚れも結構な抵抗になるので、そのあたりでしょうか。

いずれにしても、外部フィルターを使っている方は、実際に計ってみることをおすすめします。

流量がカタログ値に近くなければダメということではなく、実際に計った値がその環境で適切であれば何の問題もないと思います。(適切かどうかの判断はなかなか難しいんですが)

「何かが起こったときに何をどうするか」を素早く判断するときの基礎データとして、普段から実際の流量を把握しておくことが大事だと思っています。

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