底砂について:ソイルやめて砂利にした話し

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カミハタ 砂利 メリット デメリット

ソイルが流行りだした頃、やはり興味を持ってしまい(笑)、1本、立ち上げたことがあります。

確かに水の透明感や水草の育ちが違うのが分かりました。

というか、メンテナンスを多少サボッても「早期にある程度のレベルに勝手にもっていってくれる」のがソイルだということですね。

最初はびっくりしましたね。水草が勝手に育つんです、何もしなくても。

ただ、肥料食いの水草などは爆発状態でしたが、逆に、ブセなどはコケコケになってしまいました。

これはソイルに限った話しではないですが、富栄養で育つものと貧栄養で育つものを同じ水槽でやるのはかなり難易度が上がりますね。(やってみて改めて感じた次第です)

使い始めて 半年~1年くらいが一番安定していて、1年後くらいから不安定になってきて、その後、1年半後くらいにいわゆる「ブレイク」し、結局、ソイルに振り回されたという感じで、リセットが大嫌いな私は「もうソイルは使いたくない」、となりました。

ソイルにはソイルのいいところがあるので 一概にダメだと言っているわけではありませんが、「自分でコントロールできない感じ」が個人的には一番気持ち悪かったですね。

そこで、砂利系に戻そうと色々物色していたところ、「カミハタ 水草と魚にやさしい玉砂利」という砂利が良さそうだとの情報をつかみ、じゃあやってみるか となり、現在に至っています。

発売当初は使用経験のあるユーザの口コミなどあるばずもなく、かなり不安だったのですが、「貝殻などが入っていない大磯の小粒みたいなもの」と考えれば、まあイケるんじゃないかと。

使用開始から1年くらいたったので、使用感など。

  1. pHや硬度を変化させない。
  2. 施肥を自分でコントロールできる。
  3. カドが尖ってなく丸いので魚にも水草の根にも安心。
  4. 粒の大きさが丁度いい。ソイルより水草を植えやすいし、抜けにくい。
  5. 半永久的に使える。
  6. ソイルのようなブレイクが無い。
  7. リセットがないので、リセットするときに起こる「魚へのダメージ」が無い。

(1)と(2)は、逆に言うと、狙った pH や GH にしたり、肥料の要求度が違う水草を一緒にうまく育てるには、それなりの工夫や手間が必要ということです。(ソイルとは違い、吸着も放出もしないので)

やはり最初は、弱酸性の軟水にしたいのにどうしても pH7台前半になってしまったり、肥料食いの水草が全然成長しなかったり、逆にコケコケになったり、と、いろんなことが起きて、そのたびに勉強して試して、の繰り返しでしたが、自分の水槽のクセを掴んでくると同時にだんだんとうまくコントロールできるようになってきました。

こういうのを「メンドクサイ」と思わない(楽しいと思う)のなら、この砂利は非常におすすめです。

あと、私の飼っている魚(好きな魚)の性質上、泥化したソイル水槽のリセットはどうしても避けたい、というのもかなり大きな理由の一つですね。

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