小型水草水槽に挑戦！

所有している40cm水槽(幅40×奥行40×高さ30：実容積40L)のうちの1本に空きができ、次は何をやろうかいろいろと悩んだ結果、

自分史上最少水量の水草水槽！さらにCO₂なし！

に挑戦することにしました。

根張り重視の私が好んで使うエキノドルスとクリプトだけの水槽です。

成長が早い有茎草はトリミングが大変ですし、増えすぎても心情的になかなか捨てにくいので、今では使わなくなりました。

コンテストに出すような「水草レイアウト水槽」ではなく、平坦な底床に「単に水草が植えてある水槽」です。

レイアウトすること自体にセンスがないこともありますが、綺麗にレイアウトされた水槽の管理に全く自信がありませんし、そもそもそういう水槽(水景?)にあまり興味がないということも大きいですね。

立ち上げるといってもすべてが全くの新規ではなく、今まで他の生体が入っていてちゃんと機能していた外部フィルターや他の器具はそのままで、底砂のみ数年間使用した後に天日干しして保存していたものを再利用した形です。

「私が底床を厚くしない理由」の記事にも書いた通り、底床の厚さは可能な限り薄くしたい、でもエキノとクリプトを植えたい、ということで、取りあえず今のところは 厚さ3.5cm としています。

将来的に水草の根元が持ち上がってくるほどに根張りが強烈になってきた場合は「追いソイル」ならぬ「追い砂」をすればいいかと。

水質(pH, GH, …)も大きくは変えるつもりはないのですぐにでも水草を植えられそうですが、使い古したといってもバクテリアなどが付着する前の底砂のため、案の定、敷いて3日後くらいから表面に若干の水カビが発生してきました。

この水槽を置いてある部屋に入ったときのニオイからも、まだ 底床ができていない ことが分かりましたね。

水槽内に居るのはミナミヌマエビ 20匹程度とオトシンネグロ 8匹ですが、毎日少量のエサを与えていることもあり、全くの新規よりは早い時期に水カビも消えて底床もできてくるはず。

1週間後…

約1週間で「底床ができていないニオイ」は消え水カビも完全になくなったので、早速水草を植えました。(予想していた期間よりも早かったですね)

イニシャルスティックも水草の根元周辺に計40粒ほど埋め込んでいます。

さらに1週間後

植えたばかりなのでまだ田植え状態ですが、「少ない水量」「CO₂なし、エアレのみ」「底床は細目の砂利」ということもあり、ここからが非常に楽しみです。

前景の小型クリプトと右側の小型エキノは水上葉の状態で購入・植栽しているので、水中葉への変化の過程も面白そうですね。

小型水槽での水草育成に慣れている方にとってはどうと言うこともないのかもしれませんが、今回の水槽は底床の体積を差し引くと水量は約38Lとなり、個人的にはこんなに少ない水量でうまくいくのかとかなり不安です。

今後の経過やそこでの経験は追々書いていきたいと思っています。

P.S.

エキノドルス属のほとんどの種がアクエリアス属(アクアリウス属?)に変更されたようですが、この記事では旧属名で記述しています。

というか、新しい属名… なかなか慣れないですね。