「エアレーションの重要性」の記事に書いた、
やはり、エアポンプと言えば、もう皆さんご存知の「水心 SSPPシリーズ」ですね。
…
SSPPシリーズは吐出圧力が高いので、目の細かいストーンを使っている場合でも余裕がある(エア量不足になりにくい)のがいいですね。
(↑)ですが、
ここ数年に買った SSPP-3 は、なんか 当たり外れ が大きいような気がしてきました。(たまたまかもしれませんが)
新品でも振動音が大きめだったりする割合が多くなってきているような感じですね。パワーとかは変わらないんですが。
個人的に周期性のある音(モーター音など)が非常に苦手なので、ハズレを引いてしまうと 少しの振動でもかなり気になって困っていました。
あと、水槽が増えたり、エアレーションの箇所などが増えたりして、水槽のある部屋が SSPP-3 だらけ(常時稼働 が 5台、タイマー制御が 1台)になってきたので、置き場所や電源も6ヶ所必要となり、うまく纏められないかなー とも思っていました。
いろいろ調べていたところ、GEXの新製品「サイレントフォース」と キョーリンの「ハイブロー C-8000」が非常に低振動だという情報が多くあり、早速 これらを1台ずつ買ってみたので比べてみたいと思います。
水心 SSPP-3S |
サイレント フォース 2500S |
ハイブロー C-8000 |
---|---|---|
1,800円 | 2,180円 | 7,360円 |
2,500cc | 2,500cc | Lo: 3,500cc Hi: 8,000cc |
2.8W | 2.3W | Lo: 4.5W Hi: 8.5W |
ダイヤル調整 | 固定 | Low/High切替 |
SSPP-3 は 2.8W で 開放:2500cc/分、サイレントフォースは 2.3W で 開放:2500cc/分 と、ほぼ同じスペックです。
サイレントフォースには 吐出圧力の表示が無いので不明ですが、実際に使ってみたところ、圧力も SSPP-3 とほぼ同等ですね。
気になる「動作音や振動音」ですが、もうこれはサイレントフォースの圧勝です!!
動作音もかなり小さいですし、筐体自体がほとんど振動していませんね。これはスゴイです。上面にモノを載せても静止しています。
ただ、コンパクトな SSPP-3 に対して、サイレントフォースはかなりデカイです。多分、このデカさや形状で振動を抑えているのかなと想像しています。
大きくなった分、上面にモノを載せることで 他の器具も含めた全体の省スペース化ができるので、デカさのデメリットは多少は少なくなりますね。(←無理矢理ですが)
一つ下の吐出量(2000cc/分)の「サイレントフォース2000S」もありますが、値段が300円ほどしか変わらないので、パワーのある 2500S のほうをおすすめします。
エアポンプの場合、大は小を兼ねますし、小さいものをフルパワーで動作させるより 大きいものを 70~80%程度で動作させたほうが 一般的には静かですし。
一方、ハイブローは Low:4.5W で 開放:3000cc/分、High:8.5W で 開放:8000cc/分 なので、消費電力(High時)としては SSPP-3 が 3台で ハイブローと同等、吐出圧力は 体感的にはハイブローのほうがパワーがありますね。
価格的には、
SSPP-3 4台分 = ハイブロー 1台分
です。
メーカー保証も 2年間 付いてますので良心的ですね。それだけ自信があるということでしょうか。
気になる騒音ですが、こちらも非常に静音ですね。振動音、動作音ともに全く問題ないレベルです。
最初から SSPP-3クラスのポンプが4台以上になることが分かっている場合は、最初からハイブローを買った方がコスパはいいですね。
総合的にみると(あくまでも個人の感想です)、
静音性:
ハイブロー > サイレントフォース > SSPP-3
低振動:
ハイブロー = サイレントフォース > SSPP-3
という感じです。
これからは、単独でタイマー制御するものを サイレントフォース 2500S、常時稼働&分岐用にハイブロー、というように徐々に切り替えていこうと思います。
P.S.
エアポンプなら SSPPシリーズ、と何年間(何十年間?)も思い続けていましたので、この「サイレントフォース」と「ハイブロー」にはビックリです。(時代の進歩を感じます)
あとは耐久性(静かな状態がどのくらい持つか)ですね。
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