低pHソイル、やめました：水質(pH,GH)を長期維持する新方法

今まで「低pHソイルを使用して水質を維持する方法」についての記事をたびたび書いてきましたが、今回のこの記事はざっくり言うと

水質管理を新しい方法でやることにしました

という話しになります。

なお、今までの上記内容(ソイルを使用した水質管理)の過去記事の冒頭にその記事内容の一部または全部を訂正する旨を記していますが、記事自体は削除せずに記録として残します。

さて、まずは結論から。

低pH,低GH維持を目的とした吸着系ソイルの使用、および、溜め水タンクでの水作りを中止
ソイルの性質に頼らない水質維持方法での管理を開始

低pH,低GH維持を目的としたソイルの使用を中止した理由

ソイルの吸着力が日々変化するため、コントロールが難しい

魚に必要なミネラルなど、なんでも吸ってしまう(→だから pHやGH, KH が下がるんですが)ので、水質が安定しません。

総硬度(GH)が低くなりすぎて生体を弱らせてしまったこともありますし、水草水槽では肥料分が吸い取られて肥料不足のような草体になってしまったこともあります。

pHやGHが安定しない → 頻繁に水質チェック → 足りない成分を添加、の繰り返しになり、結局、水質が長期的にみて安定しませんし、この繰り返し作業に振り回されることがメインになり、純粋に楽しめなくなってきたというのが強い理由ですね。

吸着系ソイルの寿命もどんどん短くなるので、値段高めの低pHソイルを短い周期で定期的に買い続けるのもキツイです。

溜め水タンクでの水作りを中止した理由

これは単に、次の項目「ソイルに頼らない水質維持方法」を確立させることができたので、溜め水タンクも不要になったということです。

ソイルの性質に頼らない水質維持方法の内容

RO浄水器を使って、安定した水質の水を作る

以前の記事「RO浄水器を使う理由」で、

「水質管理は引き算」とよく言われますね。何かが過剰ならそれを引いていけ、と。

ただ、実際には、何が過剰なのか、そしてそれをどのくらい引くのか、さらにはどういう方法で引くのか、というのはかなりの専門知識・経験・設備が必要です。

そんなウデも設備も無いので、私は手っ取り早く「一旦ゼロにしてから必要なものだけ足していく」という方法にしています。そのための RO浄水器ですね。

と書いた通り、

RO浄水器を使った水作りは、「水道水の不要な成分をソイルに吸着させて行う水作り」よりも遙かに簡単で、かつ、常に安定した水質の水を使うことができるのが最大の利点です。

(低pHソイルを使った水作りは「水道水からの引き算」で、RO浄水器を使った水作りは「ゼロからの足し算」ですが、個人的な経験から言うと、引き算より足し算のほうが遙かにラクです)

この方法で水を作ることによって、