粒状ピートの比較:エーハイム vs セラ

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エーハイムトーフ セラスーパーピート

初版:2019.08.25
更新:2022.04.16, 2022.06.26

pHを下げるための素材として 私は昔からずっと粒ピートを使っています。

長く使われてきているメジャーなピート製品としては エーハイムトーフ と セラスーパーピート の2種類がありますね。

今回は、それぞれの特長を比較してみたいと思います。

比較表

製品名 エーハイム
トーフ ペレット
セラ
スーパーピート
通販価格 1,340円 1,678円
内容量 1L(300g) 500g
グラム単価 4.47円/g 3.36円/g
外箱記載の
使用量
80~100Lに1箱 100~250Lに1箱
飼育水1L
使用単価

(中央値)
14.9円/L 9.6円/L
pH (※1) pH 5.4 pH 5.1
pH低下作用
の持続性

(エーハイムを
1倍とする)
[1倍] 約2倍
使用前の
水洗い
必要 禁止
付属品 極細目ネット

※1 水量40L(pH6.5, GH:3.0゚dH, KH:1.5~2.0゚dH, TDS:80ppm)の水槽にピート50グラムを入れた袋を投入し 2日後に測定。
あくまでも私の環境・やり方での場合です。
水質や飼育環境によって結果は異なります。

pH低下作用の強さ

水槽やフィルター内に入れる量(グラム数)が同じなら エーハイムよりセラのほうが pHは下がります。

希望のpHに下げるのに必要な量は セラ 1 に対して エーハイム 1.3~1.5 くらいです。

pH低下能力としては セラのピートのほうがコスパは高いです。

なお、セラのほうがエーハイムより飼育水に付く色が濃い、という声も多いですね。

ブラックウォーターにしたい方にとってはメリット、そうでない方にはデメリットになりますが、

pH低下作用が強い=色が濃い

というのは、まあ当然でしょうか。

エーハイムも多くの量を使えばその分 色は濃くなります。

外箱裏面の説明書きの比較

エーハイム:

ピート 比較 エーハイム セラ

セラ:

ピート 比較 エーハイム セラ

ポイントは赤枠で囲んだ部分です。

詳細は次項および次々項に書いています。

pH低下作用の持続性

pH低下幅が同じになる量(セラ 1 に対して エーハイム 1.3~1.5 くらい)を使った場合、セラはエーハイムの 約2倍 長持ちします。

別の観点で言えば、エーハイムのほうが pH値の変動(=pHが下がりきってからの上昇スピード)が早く、セラに比べて 同じpH値を維持するための交換頻度が 約2倍、と言えますね。

それぞれのピートの粒を指で潰してみると分かりますが、セラのほうがエーハイムより潰れにくいことから、固く締まっていて 一粒あたりの成分(酸性物質など)の含有量が多いのではないか、それにより 持続性も高いのではないか、と推測しています。

もちろんこの「2倍」というのは、飼育水の状態、維持したいpH値、生体の密度(=エサの量)、水換え量・頻度などによって変わりますが、私の使い方・水槽環境では平均して 約2倍 という結果です。

使用前に洗う/洗わないの違い

上の写真の通り、使用前に水で洗うか否かの違いがあります。

エーハイムは「洗ってください」、セラは「洗わないでください」となっていて、真逆の内容ですね。

使ってみると分かりますが、エーハイムは 小さいカスや細かい粉がかなり出ます

粗目の袋に入れてから 洗わずに水槽に入れると、水槽表面がこの粉だらけになります。外部フィルターに入れたことはありませんが、流量低下などの何らかの影響はありそうです。

エーハイムの使用方法ラベルの記述は これを事前に洗い流せという意味にも解釈できますが、いずれにせよ、こちらのほうが一手間余計にかかりますね。

「付属の専用ネットに入れて洗え」と書いてある理由は、この粉などを外に出さないように ということなのかもしれません。

その他

エーハイムトーフに付属している極細目ネットは、例えば シーケム フォスガードのような粒の小さいものを入れるのにも適しています。

このネットを単品で買おうとすると 600円くらいします。高いです。高すぎます。

ですので、このネットが欲しいときはエーハイム、そうでないときはセラ、というように買い分けるのもいいでしょう。

まとめ

大きくまとめると

  • エーハイムトーフに付属している「極細目ネット」が欲しいときはエーハイム (ただし、使用前の水洗いの手間や交換頻度の高さは甘受)
  • pH低下効果と持続性などを考えるとセラ

となるでしょうか。

また、冒頭の比較表の

「飼育水1リットルあたりの使用単価:エーハイム 14.9円/L、セラ 9.6円/L」

という数値はあくまでも外箱に記載されている使用方法の文章から算出した単価ですが、実際のパフォーマンス(pH低下能力やその持続性)も考慮すると

セラが さらに 1312

つまり 約3.2~4.8円/L という計算になりますね。

補足

水道水のpH値と水槽で維持したいpH値があまりにもかけ離れすぎている場合は、ピートだけでは望んだ通りにならないことが多いです。

その場合は、RO浄水器、イオン交換樹脂、ゼオライトなど、硬度(GH, KH)を下げる前処理をしてからピートを使うことをおすすめします。
(と言いますか、そうしないと pHは大きくは下がりません)

RO浄水器とイオン交換樹脂のコスパ比較

RO浄水器を使う理由

RO浄水器を使う理由(追記)

粒ピートを入れる袋の目の粗さでpH低下効果に影響あり?

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