「RO浄水器を使う理由」の記事の追記です。
RO浄水器を買うか悩んでいる方向けに、ランニングコストや個人的な考えなどを追加して書きたいと思います。
私が使用しているRO浄水器は「マーフィード エキスパート マリン Z150」で、チャームさんでセールのときに買いました。(約\20,000)
マーフィード エキスパート マリンは、RO水の生産量の違いで Z50, Z75, Z150 の 3種類ありますが、生産量の違いによる価格の差があまり無い(→生産量が2倍でも価格は2倍にはならない)ので、一番大きい Z150 を選んでいます。
消耗品のランニングコストは、年に1回のカーボンフィルター交換(\3,850)、3年に1回のメンブレン交換(セールのときに買っておけば \9,000)、ですので、月割りですと 約\570/月 となります。
RO生産水のコストという観点ですと、1リットルあたり 約1円 という計算ですね。
ソイルを使用した水質管理方法では、
- 値段の高い低pHソイルを定期的に買い続けるコスト
- 頻繁に水槽の水質を測って 過度に吸着されてしまった成分を足していくコスト・時間
- ソイル入れ換えの際のリスク
- 水質が長期安定しないリスク
がありますので、それらを総合して考えると、結果的に RO浄水器のほうがコスパがよく、リスクも低いですね。
確かにRO浄水器の初期費用(約 \15,000~25,000)は決して安いものではありませんが、私の場合は、繁殖という目的のために手段を選んでいる余裕や 自分自身の技術が無いので、
- 自分に足りていない技術
- 手間暇掛けて安定した水質を維持する労力と時間
をお金で買った、とも言えます。(→趣味なのでこれでいいと思っています)
さらに、私の地域の水道水は全く信用していない ので、仮にコスパが悪いとしても 生体のため 水草のためには RO浄水器を使いますね。
ボルクスジャパンのRO浄水器「アクタス RO500G」が気になる
P.S.
最近の感染症対策で 水道水のカルキ量なども増えていますし、私の地域では 原因は分かりませんが pHも7.8~8.0くらいに上がってきています。
水道水の水質が安定していない状態での水換えや水作りは以前にも増して厳しい状況ですね。
日本の水道水は人間が飲んでも大丈夫なように作られていますが、有害物質に対して人間より繊細・敏感な魚や水草にとって大丈夫かは疑問です。
- 公益社団法人 日本水道協会 水道水質データベース(http://www.jwwa.or.jp/mizu/)
特に、水質に敏感な魚種を飼育している場合は なおさらですね。
そういう理由もあり、私は RO浄水器を使用しています。
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