常時設置型pH計の値が安定しない原因(その2):静電気

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常時設置型pH計の値が安定しない原因の一つの可能性として、日光(太陽光)がpH計の電極棒(エレクトロード)に当たっていることを「常時設置型pH計の値が安定しない原因:太陽光に注意」の記事で書きましたが、今回は、もう一つの原因の可能性について共有したいと思います。

pH計本体に手や体を近づけると表示値が変化する、という経験はないでしょうか。

私の経験では この現象が冬に多く起こることから、体に帯びている静電気の影響があるのではないかと うすうす疑っていました。

試しに、自分が静電気を帯びている状態で アースが付いている電化製品の金属部分に一度触れて静電気を逃がしてから pH計本体を触る、ということを数回繰り返してみましたが、結果は 値の変化なし。

静電気による電界?(/磁界?)も 値の乱れの一原因のようです。

まあ 値が多少乱れる程度のことであれば豆知識レベルで済みますが、pH計本体や 本体に繋がっている電源ケーブルなどに直接触れる場合は、本体内の基板に電気が流れると基板自体が故障したり、液晶表示部分がおかしくなって「メーカーに送ってリセット作業をやってもらう」ことになるケースも稀にあります。

原因が静電気と100%確定しているわけではありませんが、後者は私が実際に経験しています。

故障したときの画像:

pHモニター 故障 AIネット P-2

(この故障については、保証期間外にもかかわらず AIネットさん(販売元)で無償で直してくれたので助かりました)

「たかが静電気」とは言えない故障に繋がる可能性もありますので、本体に触るときにはご注意を。

常時設置型pH計の値が安定しない原因:太陽光に注意

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