ワイツマニーテトラ:おすすめの餌と人工飼料への慣らし方

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先日の「疑似ネグロ川水槽でワイツマニーテトラを飼う」の記事の通り、数週間前からワイツマニーテトラの単独飼育を始めました。
(飼育の経験は何度かありますが「単独」は初めてです)

この魚は、ショップの販売用水槽で人工飼料に慣れさせる前に売れてしまうことがほとんどなので、家に連れて帰ってきたときには、基本「生餌(イトメなど)、ブラインシュリンプ」しか食べないと思っていたほうがいいですね。

また、多くの魚種では「腹が減ればなんでも食べる」方式でムリヤリ人工飼料に慣れさせてもうまくいくことが多いのですが、この魚の場合は これをやると本当に餓死しそうになる個体がでてきますので、ムリヤリ方式が通用しないという意味では導入当初はなかなか気を遣います。

今回は、そういった特徴を持つワイツマニーテトラを人工飼料に慣れさせる方法とおすすめの餌について。

飼育環境

本題に入る前に 大事なこと、飼育環境についてです。

この魚は イカツイ見た目に似合わず かなりおとなしいので、単独飼育が理想です。

上層に活発な別の魚がいると、人工飼料はほとんどそれらの魚に食べられてしまい、「ワイツマニーテトラに人工飼料を慣れさせること」自体がほぼ無理な状態になってしまいます。

いずれは別の魚と混泳させたいという場合でも、人工飼料に慣れさせるときだけは単独飼育にしないと かなり難しいですね。

ワイツマニーテトラに興味を持ち、先住の魚と一緒に飼いはじめたが ワイツマニーだけ徐々に数が少なくなっていく、ということの多くは、この餌問題が原因だと思っています。

また、「臆病ですぐに物陰に隠れてしまいなかなか姿をみせない」ということもよく言われていますが、これは混泳時の話し、または、環境や水質が合っていないときの話しだと思っています。

少なくとも私の「ワイツマニー単独水槽」では 普通に水槽前面で餌を探す様子をいつでも見ることができますし、近づいても逃げることはありません。

やはり、餌にしても水質にしても、

難しい魚ほど単独飼育で!

ということがうまくいくコツだと思います、経験上。

おすすめ人工飼料

さて本題。

最初に与える人工飼料として特におすすめなものは、

ニチドウ 高タンパク育成フード ハイグロウ SS

です。

ワイツマニーテトラ 人工飼料 餌 エサ

SS であることがポイントです。

S でも、この魚の口の大きさ的には全く問題ないのですが、SS より大きい分 沈むスピードが速めで、まだ慣れていないワイツマニーテトラにとっては餌と認識して食い付くまでに至らない感じですね。

SS であれば、かなりゆっくりしたスピードで漂って 底に落ちるまでの時間が長いので、餌として興味を持ってもらう可能性が高くなる印象です。

人工飼料に慣れさせる最初の数日は この「興味を持ってもらう」ことを最優先として焦らず続けていくことが重要ですね。(面倒ですがこれもまた楽しいですよ)

あまりにも食べてくれずに痩せてきてしまった場合は 一旦あきらめて「ブラインシュリンプ」から仕切り直しになりますが、私の経験では ハイグロウ を使い出してからは仕切り直しは一度もなく、切り換えはうまくいっています。

もっとも、この魚は 底に沈んだ餌を探し回る習性があります。

実際、ハイグロウを使って 上記のやり方(通常の量を与え、しばらく観察して あとは放置)で数日経っても 痩せてくる個体は居なかったことから、沈んでしまった餌も 私が見ていないタイミングで食べていると思われます。

ただ、この ハイグロウ シリーズは元々は稚魚用で「増体効果を狙った高タンパクフード」という種類のものなので、成魚になってもこれだけを与え続けることはあまりおすすめしません。

成魚になれば 若いときと違って「体を大きくしていく」必要はなく、普段の活動量に見合った分だけあればよいので、高栄養価の餌だけにすることは避けたほうが 太ることなく良い体型を維持できますね。

特にこのワイツマニーテトラに関しては、活動量は少ないほうですし、太っているよりは「スラッとした体型」のほうが調子がいい傾向にあるので なおさらです。

私の場合は、魚がある程度の体型になったら ハイグロウからノーマルな小型魚用の餌に徐々に切り換えます。

既にハイグロウで人工飼料に慣れている状態ですので、他の餌への切り換えも焦らずにゆっくりやっていけば大丈夫です。

ちょっとした工夫

先ほど「魚がある程度の体型になったらノーマルな小型魚用の餌に徐々に切り換える」と書きましたが、ちょっとした工夫を一つ。

私の場合、特別な理由がない限り、水槽には オトシンとミナミヌマエビも一緒に飼育します。

オトシンやエビにとってはパウダー状の餌はあまり適していないので「グロウ D」を与えることが多いのですが、人工飼料に慣れてからのワイツマニーテトラは 底に沈んだ「グロウ D」にかぶりついたりします。

元々、底に居る微生物などを探しながらついばんでいく食べ方をする魚なので、大粒のグロウに対してもそのようにするのでしょうか…。

こんな(↓)感じ。
(これはもう完全に慣れている状態です)

ワイツマニーテトラ 人工飼料 餌 エサ

ワイツマニーテトラ 人工飼料 餌 エサ

なお、「与えれば与えるだけ食べてお腹パンパン」ということはしない魚なので 与えすぎへの注意はそんなに必要ありません。

仮に餌が残ったとしてもオトシンとエビがすべて食べてくれますので、残餌による水の汚れもないですね。

また、エビが「グロウ D」を抱えて食べていると それを見て興味を持ち、近づいてくることも多いです。

そして エビから奪ったりしているうちにだんだんと「グロウの味」を覚えて慣れていく、という感じですね。

一般的に、一匹が人工飼料を食べ始めると 他の個体もマネをするケースが多いですが、これは ワイツマニーテトラにも当てはまるようです。

最後に

人工飼料への慣らし方にちょっとしたコツが要ること

そして、

買ってきたばかりでまだ痩せている場合は、体力を回復させるために 数日間は「生きているブラインシュリンプ」を与えたいので、すぐにブラインを湧かすことができるような準備も必要なこと

など、

導入直後の餌についてはなかなか面倒ではありますが、独特な動きや オス同士のフィンスプなど、非常に魅力的な魚です。

興味のある方は是非。

P.S.

クドイようですみませんが、単独飼育のほうが「フィンスプ」などの頻度も多く、それを間近で見ることができます。

ちなみに上の写真はカメラのレンズ先端から水槽面まで 5~6cmに寄って撮影したものです。本当に臆病なのだとしたらこのような写真は撮れないはず…。

なんと言っても、騒がしい他の魚がいない状態で悠々と泳ぐワイツマニーは格別です。

P.S.2

「ハイグロウ SS」は 基本100g売り という「たぶん使い切ることができない量」で売られていることがほとんどですが、ごく一部の通販専門店では「SS の 20g」がありますので そちらをおすすめします。

ニチドウのエサ、ハイグロウ S がかなりイイ!!

スカーレットジェム:おすすめの餌と人工飼料への慣らし方

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