脱窒作用:外部フィルターにBio-Sphere(バイオスフィア)を入れてみた

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バイオスフィア 脱窒 bio sphere

以前から私は「シーケム マトリックス」を外部フィルター内のろ材の一部として使用していますが、新しいろ材も試してみたいという興味もあり、今回 一部の外部フィルター(エーハイム2213)で「maxspect Nano-Tech Bio-Sphere(バイオスフィア)」を使ってみることにしました。

バイオスフィア 1個 はこんな感じ。

バイオスフィア 脱窒

「ナノサイズの不活性セラミックビーズを扱いやすく形成したろ材」との説明書きがあり、上記の写真で見てもマトリックスより通水性が良さそうな感じですね。

ただ、通水性が良さそうだからといって、それがどのように働くのかは正直 分からないです…。

エーハイム2213の中段~下段は 今まで使っていた通常のリング状ろ材のままとし、最終段(上段)にバイオスフィアを入れてみるとこんな感じで ちょうど 14個 入ります。
(仕様上はこんなに要らないです)

バイオスフィア 脱窒 外部フィルター

このままだとフィルターケース内側に傷が付いてしまいますし ろ材のメンテナンスもやりにくいので、粗目のネットに入れてから 2213 に設置。

バイオスフィアの下には硝化バクテリアが十分に付着しているセラミックのリング状ろ材があるので、バイオスフィアの硝化作用は早めに立上がりそうです。

なお、「バイオスフィア 1個当たりの表面積が 54m2」とのことですが、それがどのくらいスゴイのかは不勉強のため分からないので、途中のプロセスやその理由などは無視して 今後は 結果がどうだったか のみに注目していきます。

謳い文句通りに脱窒作用が働くとしてもまだ先ですので、そのときがきたらまた記事にしようと思います。

日本語説明書の誤り:

バイオスフィアの箱の中には日本語説明書が入っていますが、英語表記には無い一文が…。(↓赤線部分)

バイオスフィア 脱窒

一応、説明書通りに RO水(TDS:1ppm)に一晩浸けてみましたが、TDSは 1ppm → 4ppm とごく僅かな上昇、総硬度は 0゚dH → 0゚dH と変化なし。(pHは未計測)

このままではスッキリしないので、

  • RO水に浸け置く理由は何か、浸け置かないと何がどうなるのか

を輸入元のオーシャンアースさんに問い合わせたところ、

「日本語説明書の誤り。何もしなくて問題ない。」

との回答でした。

[ご注意](重要!!):

商品の箱の中に 付属の「ろ材入れネットバッグ」が入っていますが これは要注意です。このネットバッグを水洗いした程度で使用すると エビ類が死にます

確認はできていませんが、ミジンコなどにも影響があるかもしれません。

魚やオトシン、ナマズ類などは問題なかったので、たぶん無脊椎動物全般に対してダメな感じですね。

私の場合は、ヌマエビが暴れている(→いわゆる「舞い」とは違う)のをすぐに発見し、直ちに ほぼ全換水(95%くらい) をしたため、エビ数匹の犠牲で済みました。

ネットバッグにどのようなモノが付着しているのかは分かりませんので 煮沸すれば大丈夫 とかは言えません(=判断できません)。

「念のため」という考え方で言えば、エビがいてもいなくても この付属ネットバッグは使用しないのが良いでしょうね。

ご注意を。

(ろ材単体のモノは良さそうなだけに ここだけ残念ですね)

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法(その2):マトリックスの適切な量

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法:現状報告(その1)

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硝酸イオン濃度が高いときに真っ先に見直すべきこと

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法:現状報告(その2) みりん不要条件

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