脱窒作用:エサとみりんのバランス

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みりん 脱窒

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法」の記事で書いた「みりん添加」ですが、

いまのところ、80L水槽に毎日0.5mlを入れています。(これで適切な量・頻度なのかは自分でも分かりませんが、もう1年ほどこれでうまくいっているので、これでいいんじゃないかと)

から半年が経ちました。

最近、黒ヒゲではないコケ、特に窒素過剰のときに出る糸状の緑のコケがエキノの葉の表面に付いてきたなあと思っていたのを2~3週間放置(=様子見)していたんですが、治まる気配が無いので もしやと思い 硝酸イオン濃度(NO3)を久々に測ってみたらなんと 25mg/L !!

そう、水草が教えてくれていたんですよ、硝酸イオンが蓄積していることを。

最近は、先日追加導入したバンブルビー・オトシンを死なせまいとして「細かい系」のエサの量を結構増やしていたんです。でも、「みりん」はいつも通り 0.5ml/day。

そうです、脱窒作用が十分に働くのに必要な「みりん」が 0.5ml では足りなくなっていたんですね。

まあ、硝酸イオン濃度が 25mg/L というのは許容範囲内ではあるので、魚やエビなどへの影響は全くありませんでしたが、「みりんは0.5ml」というのが毎日のルーティーンになっていて、エサの増量とのバランスが崩れていたんです。

それを水草が教えてくれていたのに2~3週間も気付かなかった、というお恥ずかしいことをしてしまいました…。

やはり、エサの量(≒硝酸イオンの量)とみりんの量はほぼ比例するという当たり前のことを再認識させられました。

ちなみに、みりんを 1.0ml に増量してから1週間ほどで 硝酸イオン濃度はまた10mg/L前後に戻りました。

当面はこの量を継続ですね。

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法(その2):マトリックスの適切な量

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法:現状報告(その1)

硝酸イオンは無害ではない

硝酸イオン濃度が高いときに真っ先に見直すべきこと

脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法:現状報告(その2) みりん不要条件

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