水合わせ時のエアレーションやアンモニア中和など (初級者向け)

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水合わせ TDS pH GH

水合わせで注意するのは「pHショック」だけじゃない」、その「(追記)」、その「(追記-2)[重要]」の一連の記事で、硬度(GH)合わせの重要性やその他細かいことをいろいろと書いてきましたが、これらは 水合わせ中に注意すること ですね。

ここでは、

魚を買ってきて家で袋を開けたら死にそうなんだけど…

という、水合わせの前の時点 で生体の状態が良くない場合について、アクアリウム初級者の方々向けに書きたいと思います。

上記のような状態になる原因として考えられるのは、

  • 酸欠
  • 水温異常
  • アンモニア中毒

がほとんどかと思います。
(買うときの状態は良く、輸送中に状態が悪化したことを前提とした原因です)

酸欠

ショップで魚を袋に入れたあとに ある程度の酸素ガスは入れてくれるとは思いますが、通販など、輸送距離・輸送時間が長い場合だと 酸素が足りなくなることも稀にあるようです。

エアレーションの重要性」の記事でも書いた通り、エアレーションには

  • 水の状態を安定方向に促す
  • 余分なガス(もしあったら)を逃がす

という意味合いも強いので、袋から出したら「まずはエアレーション」することをおすすめします。

ただし、弱っている魚に強い水流を起こすほどのエアレーションをすると、余計にダメージを与えてしまうことがあります。

水面が揺れる程度の弱さで十分ですので、強くなり過ぎないように注意が必要です。

水温異常

通販の場合、最近では 水温が大きく変化しないような梱包方法が当たり前になっていることもあり、過度の長時間輸送でなければ大きな水温変化はないはずです。

逆に、実店舗での購入時のほうが 厳重な梱包などをしない分、水温の変化は大きいですね。

意外と見落としがちなのが、魚が入った袋を

手のひらの中で大事に持っていて 水温が上がりすぎてしまう

という、「アクアあるある」です。

手の温度は約36℃です!!

袋の中の水の量はそんなに多くはないので、手の温度で簡単に水温が上がってしまいます。

また、水温が上がると水中の溶存酸素量が下がり、酸欠を起こす一因にもなりますので注意ですね。

魚を買って袋に入った状態で、店員さんと長話しするなども 季節(=気温)によっては NG です。

魚を袋に入れるのは 帰る直前にしてもらい、帰るときは寄り道せずに、というほうが魚へのダメージは最小限に抑えることができます。

また、最近では、デフォルトで新聞紙や薄めの発砲スチロールシートなどで包んでくれるショップは少なくなってきています。

家までの時間が長いときや 気温と水温の差が大きい時期は、遠慮せずに店員さんにそれを伝えて 断熱シートなどで包んでもらうようにしましょう。

車の場合は、発砲スチロールの箱(フタ付き)を積んでおく、などの対策もいいと思います。
(車の場合は激しい振動に注意!!)

アンモニア中毒

通販や実店舗で魚を買ったとき、袋に密閉した状態のまま輸送 または 自分で運びますよね。

家に着くまでの間も 魚は排泄をしますが、袋の中には生物濾過機能は当然ありませんので、家に着いたときに 軽いアンモニア中毒になっているケースがあります。

  • 通販の場合では、出荷前の魚は 数日間 餌を抜いて なるべく排泄物の量を減らすようにしてくれるショップもありますが、輸送時間が長い。
  • 実店舗の水槽から直接買う場合は 餌は抜いていない状態ですが、家までの時間は通販より短い。

いずれにしても、ある程度の排泄物はあり、アンモニアが水中に存在している可能性が高いです。

ここで、袋から出してアンモニア濃度を計る、なんて面倒ですので、魚の状態に関わらず「アンモニア中和剤」を入れてしまうのが安全です。

バケツやプラケに移してから、または、袋の中に直接 中和剤を規定量入れる、という簡単な作業で除去することができます。

実際にアンモニアが存在しない状態で中和剤を入れてもまったく問題はありませんので、「魚の状態や そこから推測できる水質」を一目で見極められるようになるまでは、常に入れる というクセをつけておいたほうが安心ですね。

また、巷で流行っている(?) “点滴法” の「水合わせ中に排泄されたアンモニアが排出されない」というデメリットに対しても、事前にアンモニア中和剤を入れておくことで対策の一つにはなると思います。

水合わせ:点滴法のデメリット(気になる点)

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