外部フィルターの中身(ろ材の種類と構成)、これで合っているのか、もっといいやり方があるんじゃないか、と気になって、他の人のフィルターの中を見たい! と思っている方に、私の外部フィルターのろ材構成を紹介しようと思います。
ただ、「これが正解!!」などというものは存在しませんし、それぞれの生体・水草・環境に合った ろ材構成は それぞれ異なりますので、あくまでも参考情報ということで。
ざっくり書くとこんな感じ(↓)
過去記事の「脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法」でも書いている通り、生物濾過は 硝化作用+脱窒作用 としているので、メインは それ用のろ材になります。
もちろん、それぞれのろ材は 粗めのネットに入れて、取り出しやすいように。
また、外部フィルターのインペラーに異物が入らないように、濾過の最終段には必ず細目ウールマットを入れています。
リン酸吸着剤は必要に応じて。
あと、上のイラストにはありませんが、物理濾過として 吸水パイプの先端に「テトラ P-I(P-1)フィルター」を取り付けていて、このスポンジは週イチで飼育水で揉み洗いしています。
ろ材のメンテ頻度は、排水側の流量や水槽全体の状態をみて判断しますが、平均で約2~3ヶ月に1度くらいです。
「シーケム プリスティン の効果とメリット」と、その「続報(その2)、(その3)、(その4)」にも書きましたが、シーケム プリスティンのおかげで、メンテ頻度は少なくなりましたし、メンテ作業自体もすぐに終わりますね。
最後に。
おまじない的に活性炭を常に入れている方も多いようですが、私は 活性炭は使いません。
理由は 吸着して欲しいものが無いから ですね。
(逆に、吸着されては困るものはたくさんあります)
活性炭は「作用のメリット・デメリットが分かったうえで 一時的に使用するもの」であって、フィルターの中に常時入れておくものではない、というのが個人的な考えです。
ご参考になれば幸いです。
脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法(その2):マトリックスの適切な量
脱窒作用:硝酸イオン濃度を下げる方法:現状報告(その2) みりん不要条件
外部フィルター:細目フィルターパッドの必要性と、純正品をおすすめする理由
脱窒作用:外部フィルターにBio-Sphere(バイオスフィア)を入れてみた
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